【成功する沖縄移住】ジャングリア沖縄の開業日・料金決まる！

2025年1月28日、東京都内で記者会見が開かれ、沖縄県今帰仁村に開業するテーマパーク「ジャングリア沖縄」の詳細が発表された。この会見には石破茂内閣総理大臣も出席し、プロジェクトに対する期待を述べた。

開業は2025年7月25日

ジャングリア沖縄は沖縄本島北部の豊かな自然を生かしたテーマパーク。記者会見では2025年7月25日に開業することが発表された。
パークのエントランスでは、沖縄の植物を用いた巨大なシンボルツリーがゲストを迎え、四季折々の花々が彩る。
エントランスビレッジにはレストランやショップが集まり、最も高い位置にある「インフィニティテラス」からは、パーク全体や気球、ブラキオサウルスの姿が望める。
アトラクションとしてはオフロード車で恐竜たちの生息地を巡る「ダイナソーサファリ」や、迷子の恐竜の赤ちゃんを探す「ファインディングダイナソーズ」がある。
巨大な気球に乗る「ホライゾンバルーン」では、やんばるの森林やエメラルドグリーンの海を空から楽しめる。
さらに、「ジャングルエクストリームズ」では、高所からのダイブや巨大ブランコなどスリル満点のアクティビティが体験できる。
また、レストランでは沖縄の食材を使った料理を絶景とともに楽しめ、スパ ジャングリアではインフィニティ風呂やサウナで大自然の中の癒しを提供する。
自然、冒険、癒しを兼ね備えた唯一無二の体験を提供するテーマパークといえる。

2025年1月末に撮影した建築中のジャングリア。写真奥には東シナ海とつながる名護湾が望める。手前には吊り橋のような建築物が見えており、絶叫系のアトラクションと思われる。

思ったより安い二重料金

チケット料金は以下のように設定されている。国内の他のテーマパークと比較しても、それほど高いイメージはない。
ただ、国内居住者と海外居住者で金額が違う、いわば二重料金になっているのが特徴だ。税込価格は以下の通り。
1Dayチケット（国内在住者）：大人6,930円、子供4,950円
1Dayチケット（一般料金、非国内在住者含む）：大人8,800円、子供5,940円
スパチケット（国内在住者）：大人2,640円、子供1,540円
スパチケット（一般料金、非国内在住者含む）：大人3,080円、子供1,870円
この料金設定について、運営会社のジャパンエンターテイメントは「多くの人々に訪れていただき、沖縄の自然と最先端のエンターテインメントを楽しんでほしい」と述べている。

石破総理のコメント

石破茂内閣総理大臣は「このような素晴らしいプロジェクトが沖縄で実現することを大変喜ばしく思う。ジャングリア沖縄は地域の活性化にとどまらず、日本全体の観光産業にも大きく貢献する」と述べた。
また、「沖縄が国内外の観光客にとって一層魅力的な目的地となることを期待する」と付け加え、政府としても全面的な支援を行う方針を示した。

ジャングリアから東方向に目をやると、緑の森の向こうに美しい羽地内海が視界に入ってきて、やんばるの自然の豊かさが感じられる。

関西大学が発表した経済・雇用効果

関西大学の経済研究チームが発表した試算によれば、ジャングリア沖縄の開業により、初年度で約6,600億円の経済効果が見込まれている。
また、約7万人の雇用が創出される見通しであり、地元経済への波及効果が期待されている。
さらに長期的に見ると、開園15年間で約6兆8,000億円、雇用創出は約88万人と予測。
特に沖縄本島北部地域においては、観光産業を中心とした新たな産業活性化が見込まれ、長期的な経済成長が期待される。
その開業は沖縄の未来を大きく変える可能性を秘めており、今後の展開にますます期待が高まるところである。