【成功する沖縄移住】道の駅かでなは楽しくてうまい！の話

嘉手納町にある道の駅かでなは、観光スポットとしては比較的地味ではあるものの、名物的なものが2つある。嘉手納基地を見晴らす展望所とジャンボチーズバーガーだ。久しぶりに行ったらやっぱり楽しくてうまかったので紹介したい。

嘉手納基地を見晴らす展望所がすごい

道の駅かでなは、極東最大のアメリカ空軍基地である嘉手納飛行場に、県道を挟んで隣接している。
そのため、最上階4階の展望所からは広大な基地が見晴らせ、離発着する軍用機を見ることができる。
巨大な望遠レンズ付きカメラを抱えた飛行機マニアの姿も目につくが、インバウンドを含む観光客の姿も多い。
来場者が増えたせいか展望台が増設され、しかもそれが基地側に突き出す形になっているので、さらに嘉手納飛行場が間近に感じられるようになった。
もちろん、航空機が離着陸する際に感じられる迫力も増している。

道の駅かでなの外観。最上階の手前側に増設された展望台から嘉手納基地が見晴らせ、基地を抱える沖縄の現実と、離着陸する航空機の迫力が実感できる。

展望所から嘉手納基地を見晴らす。ちょうどKC-135空中給油機が離陸していくが、ジェット燃料を満載したこの飛行機が墜落したら街は火の海になるのではないかと怖くなったりする。

1階でオーダー、4階に上がって降りるとできている

道の駅かでなをよく知っている人が取る、定型行動パターンがある。
1階のロータリードライブインでジャンボチーズバーガーを注文した後、展望所に上がって嘉手納基地を眺め、一息ついたら1階に戻ってバーガーを受け取るというものだ。
ロータリードライブインは、1975年に同地で開店したアメリカ風のレストランで、テイクアウトメニューも充実していて人気だった。筆者もよく通ったものである。
その後、店の建っていた土地に道の駅ができ、ロータリードライブインは、その1階と2階に入居した。
しかし、コロナのあおりなども受け、2階のレストランは閉店。1階のテイクアウト専門店のみとなった。
ジャンボチーズバーガーは、道の駅ができる以前からの人気メニューで、これを目当てに道の駅を訪れる常連も多いのである。

1階にあるロータリードライブインは、現在はテイクアウト専門店になっている。柱の陰になってわかりにくいが、道の駅かでなに行ったらぜひ訪れてみてほしい。

ジャンボチーズバーガーはビッグマックの1.7倍！

では、ジャンボチーズバーガーとは何者かという話だが、これはまんまで、でかいチーズバーガーである。
大きさは、大人の手のひらくらいある。形は長方形だ。バンズは特性らしい。こんな形のバンズは見たことがないからだ。
でかいなりに重さもある。計ってみたところ378gあった。ちなみに日本マクドナルドの公式サイトで調べてみると、チーズバーガーの標準重量は118g、ビッグマックは217gとのこと。
ロータリードライブインのジャンボチーズバーガーの重さはマクド・チーズバーガーの3.2倍、ビッグマックの1.7倍ということになる。ジャンボの名に恥じないボリュームだ。

大人の手のひらくらいあるジャンボチーズバーガーは税込842円。昔よりだいぶ値上がりしたが、ボリュームを考えると高くはないのかも。

計ってみたところ378gの表示。マクドのチーズバーガーの3.2個分である。

シンプルなのになぜこんなにうまいのか？

とはいえ、半世紀にわたる人気商品なのだから、でかいだけでなく味もいいに決まっている。
ふんわり柔らかなバンズ、ぶ厚くてジューシーなパティとそれによく合うチーズ、シャキッと新鮮な玉ねぎにトマト、そしてクセになるオリジナルのオーロラソース。
素材も作り方もシンプルなのだが、なぜかやたらうまい。だから定期的に食べたくなって、道の駅かでなに足が向くのである。

バンズより大きいのではないかと思うほどのパティは手作りのおいしさが感じられる。

トマト2切れ、チーズも2枚挟まっている。半分にカットしてシェアするもいい。