【成功する沖縄移住】本島北部の地価上昇と賃貸物件の例
本島北部の土地の値段が高騰している。昨年に比べて恩納村で3割、今帰仁村で1割も上昇。引きずられて家賃も上がりそうだ。地価上昇を巡るお話と賃貸物件の例を紹介する。
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恩納村真栄田地区は2年連続3割の地価上昇
2024年9月17日に土地取引の指標となる「地価調査」の結果が国土交通省から公表された。
沖縄県内は全用途平均で5.9%と11年連続で上昇。特に住宅地は、全国トップの上昇率となった。
もっとも上昇率が高かったのが去年と同じく恩納村真栄田地区で、前年より29%の大幅な上昇となった。去年もおととしに比べて約3割上昇していたため、2年連続の大幅な値上がりだ。
単純計算すると、2022年に1坪20万円だった土地が2023年に26万円、2024年に約34万円となるわけである。
100坪なら2000万円が2年で3400万円だ。倍々ゲームとまではいわないが異常な高騰といっていいだろう。
今帰仁あたりはジャングリア効果か
恩納村ほどではなくても、北部エリアは地価が急上昇している。
たとえば今帰仁村は昨年までほとんど変動がなかったのに、今年は9.7%と、1割近い上昇率を示した。
隣接する名護市でも6.4%と、こちらも需要の高まりを反映しているようだ。
もちろん、この地域におけるリゾート開発や観光施設の増加が、地価を大きく押し上げる要因になっているのはまちがいない。
そして、特に今帰仁村や名護市の地価を押し上げているのは、2025夏に開業を予定しているテーマパーク・ジャングリアだ。
専門家である不動産鑑定士の話では「これほどの需要はジャングリアのおかげ。それに関連した周辺の開発も見込まれており、それに関連する土地需要が大きい」
移住者も住む家を手当てする必要があるのは当然
リゾート開発関連だけはない。ジャングリアおよびその周辺の施設で働く人の住宅需要も大きい。
家族で移住してくる人もいるだろうから、今のうちに土地を買っていずれ家を建てようという人もいるはずだ。
さらに今のうちに土地を買っておいて家を建てて貸すなど、不動産投資を考えている人の需要も多いだろう。
筆者の実家を借りませんか
地価が上がれば、当然ながら賃貸物件の家賃も上がるはずだ。今後ジャングリア開業に向けて、家賃も高騰が予想される。
したがって、借りるなら今のうちに手当てしておくのがおすすめだ。
ちなみに今帰仁村今泊にある筆者の実家がこのほど賃貸に出されることになったので、興味のある方はお問い合せください。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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