【成功する沖縄移住】本当に大丈夫か、ジャングリア!? その①
ジャングリア沖縄に行ってみた。感想としては期待値を大きく下回り、これはヤバイのではないかと思った。やんばるの経済振興に寄与するというが、本当に大丈夫なのか、心配せざるを得ない。
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直前に駐車場廃止でイヤな予感
初めてジャングリア沖縄(以下沖縄を省略)を訪れたのは2025年10月10日10時。開業から2ヵ月半が経ったころの平日である。
その10日ほど前、少し気になるメールが届いた。イオン名護店の屋上パーキングは9月末をもって利用休止というのだ。
それまでは、同店に車を止めて、無料バスでジャングリアへ移動できたのであるが、それができなくなったのである。
ちなみに筆者は事前に2,000円払ってジャングリア本体の駐車場を予約してあったので、直接の影響はなかった。
パーキングに車を入れたのがオープン50分前の9時過ぎ。列に並んでいるのは見た感じ500人くらいか。

10月上旬はやはりまだ暑い。ゲートに並んでオープンを待つだけでもかなり体力を消耗する。

入場するとすぐ目の前にモニュメントが。記念撮影スポットでもあるらしいが、ワクワク感もあおってくれる。

園内はさすがに広い。ただ、やんばるの大自然への没入感というほどじゃないような・・・筆者にとっては60年以上見慣れた光景である。
目玉が待ち時間10分とは・・・
入場後、まずは「ダイナソーサファリ」を目指した。開業当初3時間待ちとか4時間待ちとかいわれた、このテーマパークの目玉ともいえるアトラクションである。
行ってみて驚いたのは、待ち時間が10分だったことだ。実際ほとんど待たずに乗れたのだが、喜ぶ気にはなれなかった。
客が少ない証明だからだ。イオン名護の駐車場が廃止になったのもそのせいだろう。
ジャングリアを起爆剤として地元の今帰仁村が発展するのを心から期待していたのだが、厳しいかもしれないと思った。
ダイナソーサファリの内容についてはここではくわしく触れないが、少なくともリピートはない。

ダイナソーサファリの入口。待ち時間は10分と表示されている。

タムタムトラムは園内移動用の乗り物で、電車かバスみたいなもの。
絶叫系は未体験
とはいえ、ひとつお断りしておくが、当方還暦も過ぎているため、タイタンズスウィング、バンジーグライダー、ヒューマンアローなどといった、ジャングリアでいうジャングルエクストリームズジャンルのアトラクションは遠慮したため、評価はできない。
こっち系は次回に中学生の息子を連れて来て体験させて感想を聞こうと思う。

ホライゾン・バルーンは気球のようなものに乗って空からやんばるの森を見晴らすアトラクションのようだが、気象などの関係で稼働する日は少ないらしい。もちろん行った日も飛んでいなかった。なんのためにあるの?
学びはあるものの地元民に通用するか
もうひとつ入れたのは、やんばるフレンズ。待ち時間は30分ほどだった。
ヤンバルクイナやシーサー、その他やんばるに生息する動物たちがバーチャルで現れてゲストと会話したりするというもの。
事前に研究者のような男性が現れて、やんばるに住む生き物たちについてレクチャーもしてくれる。
小学生くらいの子どもたちにはウケていたが、地元の大人にとってはどうかという印象だった。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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