【成功する沖縄移住】9球団の「プロ野球キャンプ」がタダで見放題なのはおいしい
沖縄では1月下旬から2月にかけて桜が咲く。それに合わせるように始まるのがプロ野球のキャンプだ。今やプロ野球キャンプは初春の風物詩といってもいいくらいになっているので、移住者も観光客もぜひ好きな球団のキャンプを訪れてほしい。筆者の住む浦添市でも東京ヤクルトスワローズが春季キャンプを張っているので、天気のいい日にのぞいてみた。
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12球団中9球団が沖縄でキャンプを張る
2023年に沖縄で春季キャンプを張るのは、12球団のうち9球団である。キャンプインは2月1日が多いが、読売ジャイアンツと広島東洋カープは中旬から。各球団の一軍のキャンプ地は以下の通りである。
北海道日本ハムファイターズ/名護市
阪神タイガース/宜野座村
東北楽天ゴールデンイーグルス/金武町
広島東洋カープ/沖縄市
中日ドラゴンズ/北谷町
横浜DeNAベイスターズ/宜野湾市
東京ヤクルトスワローズ/浦添市
読売ジャイアンツ/那覇市
千葉ロッテマリーンズ/石垣市
たとえば東京ヤクルトスワローズは2月1日から27日までのキャンプで、その間5日ほど休養日があるほか、他チームとの練習試合やオープン戦も開催される。
ちなみに練習試合の見物は無料、オープン戦は有料となっている。
最適な気候の中で選手の調整を見るのは楽しい
さて、筆者がのぞいたのは前述のように東京ヤクルトスワローズである。ヤクルトといえば、2022年シーズンに56本塁打を放ち、史上最年少で三冠王に輝いた村上宗隆選手も所属している。
ヤクルトキャンプが行われているANA BALL PARK 浦添を筆者が訪れたのは、うららかな陽気の土曜日の午前中である。気温は20℃くらい。スポーツのキャンプには正に最適な気候だ。
グラウンドではキャッチボールから守備、走塁、中継プレーなどの練習が行われていた。さすがにプロだけあって、動きが俊敏で見ていて楽しい。各選手が大きな声を出すのも練習を盛り上げていた。
スタンドで見守る観客は当初2~300人程度だったが、天気のよい週末でもあるせいか、どんどん増えてくる印象だった。
練習試合は無料で見られてお得
また、日曜日にはヤクルトのキャンプ地に横浜DeNAベイスターズを招いて練習試合も開催された。
このときのスタンドは観客でぎっしり埋まっており、数千人は入っているように思われた。練習試合とはいえ、プロ同士の対決は迫力があり、村上選手始め一流選手のプレーに盛んな拍手が送られていた。
例年、県外からキャンプ見学ツアーも催されており、お金をかけて見に来る人が多いのもわかる。沖縄に住んでいれば、9球団のキャンプがタダで見放題というのを考えると、ずいぶんお得だなと思った次第である。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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