【成功する沖縄移住】にんにくとういきょうの酒で110歳目前?
にんにくやういきょうを泡盛に漬けた自家製健康酒をもらった。これから迎える沖縄の寒い冬にはもちろん、長寿にも効きそう。その根拠について解説してみる。
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コロナが明けたので行ってみた親戚の家
先日、実家に行ったついでに親戚のUさんのお宅を訪ねた。コロナ禍で数年も行けなかったので、久しぶりのご機嫌伺いである。ご本人も在宅だったが、娘さんのSさんが会話の主となり、積もる話が弾んだが、なかでも自家製のにんにく酒とういきょう酒の話が興味を引いた。
S-アリルシステインの健康効果
にんにく酒は、にんにくを漬け込んだ泡盛である。
にんにくについては今さら解説するまでもないが、いわゆる黒にんにくにはS-アリルシステインという成分が多く含まれている。
S-アリルシステインにはガンや認知症の予防、高血圧の改善、動脈硬化や心疾患の予防などの効能があるとされる。
泡盛に漬け込まれたニンニクからもS-アリルシステインが出て、こうした効能を持つようになるという。
Sさんはこうした難しいことはいわなかったが、とにかくカゼ気味のときに飲めば一発という話だった。
アネトールもカゼに効きそう
ういきょう酒は、漢字で茴香、英語でフェンネル、ウチナーグチでイーチョーバーを漬け込んだ泡盛である。
ういきょうにはアネトールという成分が含まれており、これが去痰や健胃の効果を発揮するという。
したがって、カゼのときに飲めばしつこい痰がスッキリ、食欲回復にも一役買うに違いない。
ちなみに、にんにくもういきょうも漬けられている泡盛は、地元今帰仁酒造の美しき古里という銘柄である。
この酒はアルコール度数30度で、昔ながらの泡盛が持つ臭みと苦みがほとんどなく、クリアでやさしい甘みが特徴だ。
非常に飲みやすいので泡盛初心者にもおすすめできる酒である。ただし、度数がやや高いのでにんにく酒にせよういきょう酒にせよお湯割りにした方がよさそうである。
元看護師が109歳の母親に飲ませているのか?
ありがたいことに、こうした貴重な健康酒を一本ずついただいたのだ。ありがたく感じるのには、根拠がふたつほどある。
まず、Sさんは元看護師で、しかも日本最大級とされる刑務所の診療所に長年勤務していたことである。
手製の健康酒を受刑者に振る舞っていたわけではないだろうが、何千人もの懲役さんたちの健康管理にも携わっていただろう。
そういう人が健康にいいからとくれる酒が体に悪いわけがない。
もうひとつのありがたい根拠は、Sさんの母親であるUさんが今年109歳になったことだ。
さすがに話したり歩いたりはできないが、ベッド上でぱっちり目を開け、こちらが話しかけると反応してくれる。
もちろんチューブのたぐいなどは一本もつながっておらず、非常に元気である。
ちなみに筆者が訪問する2ヵ月前の2024年9月の新聞に、Uさんは沖縄県内で長寿第4位と書かれていた。
Sさんは、母親ににんにく酒やういきょう酒を飲ませて109歳まで長生きさせているのだろうか。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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