【成功する沖縄移住】那覇発豪華クルーズ船の旅って、どうよ?
沖縄、特に那覇はクルーズ船の寄港が多く、那覇発着のツアーも開催されるようになった。沖縄から外国へ、豪華クルーズ船の旅というのはどうだろう
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アウトバウンドでクルーズ船を活用したい
那覇港へのクルーズ船の寄港回数が増えている。2019年には年間260回で全国一になった。
その後、コロナの影響で減少したものの2024年には186回と持ち直し傾向となっており、2025年以降の早いうちに2019年の記録を塗り替えそうな勢いである。
クルーズ船がたくさん来るということは、経済や地域の活性化に貢献するから歓迎すべきことだ。
ただ、それは一面的な見方である。インバウンドのみに焦点を当てているからだ。
では、アウトバウンドはどうか。日本人が船に乗って那覇から海外クルーズに出かける旅があってもいいではないか。
その観点から考えてみると絶好の船がある。船名をMSCベリッシマという。

MSCは運航会社の名前。船名はイタリア語で「とても美しい」という意味を持つ。イタリアの女優ソフィア・ローレンの命名だという。
乗客定員約5,600名というデカさ
MSCベリッシマは、船籍はマルタだが事実上イタリアの船である。全長316 m、総トン数171,598トン、客室2,217室、乗客定員約5,600名と、すさまじくデカい。
コースはいろいろあるが、沖縄県民におすすめなのは那覇を拠点に宮古島・石垣島・基隆(台湾)を巡って那覇に戻る4泊5日くらいのツアー。
料金的には季節による変動もあるが、港湾使用料も含めて一人10万円くらいからと考えていいだろう。
これに宿泊料はもちろん食事、ショー、ジムなどの施設利用料も含まれる。リーズナブルといっていいだろう。

那覇港に碇泊するMSCベリッシマ。旅客定員約5600名、乗組員約1600名、ほとんど町である。これが航海速力約22ノット、約40km/hでクルーズする。
船内サービスの内容と設備
まず、「Zoe(ゾーエ)」という音声対応AIアシスタントが全客室に装備されており、7言語による天気や船内案内が利用可能だ。
24時間ルームサービス、インタラクティブTV、有料Wi‑Fi、ミニバーなどもある。
また、プレミアム客室(アウレア/ヨットクラブ)には、専用ラウンジ・バトラーサービスが付いている。
船内には10のレストランがあり、ステーキハウス、寿司&鉄板焼き、地中海料理、タコス等を提供。さらに20のバーを完備する。
また、屋根付きを含む4つのプール&9つのジャグジー、大型LEDドーム天井がある屋内プロムナードを装備する。
ほかにも娯楽施設が豊富で、フルサイズボウリング場、F1シミュレーター、屋外&屋内ウォーターパーク(アクアパーク)、TVスタジオバーなどがある。
無料および有料のショーも数多く用意されており、どちらもすばらしいと評判だ。

夜はほとんどビルに見える。こんなところにこんな建物がいつできたのかと驚いたことが何度かある。
手軽にゆったりと子連れも楽しい
MSCベリッシマの那覇発着ツアーは、日本発着ならではの手軽さがある。初めての船旅で那覇から気軽にアジアや南国離島巡りしたい人にはよさそうだ。
家族連れ、特に子どもとの旅行にもおすすめ。実際に那覇発クルーズに参加したファミリーの感想として「子どもがいる家族には優しい値段」「バイキングスタイルの食事は家族のタイミングに合わせやすかった」などの声がある。
豪華な船内設備と家族向けのサービスは大きな魅力といっていいだろう。ゆったり&快適な旅を味わいたい人にもぴったりだ。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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