【成功する沖縄移住】新テーマパーク「JANGLIA」は就職先として有望!
2025年、本島北部に新しいテーマパークが開業する。このテーマパークについては実現を疑問視する声も若干あったが、先日発表があってその具体的内容の一部が明らかにされた。これにより開業は確実視され、経済効果にも期待が膨らんでいる。1000人単位の雇用も生まれるはずなので、就職先としても有望だ。今回はそのあたりを。
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ディズニーランドやシーを上回る規模
このテーマパーク、「JANGLIA」という名称であることが今回の発表で明らかになった。
場所は今帰仁村と名護市にまたがる地域。60ヘクタールの規模だという。ちなみに東京ドームの面積が4.6ヘクタールなので、それが13個入る計算になる。
また、東京ディズニーランドの面積は51ヘクタール、ディズニーシーは49.3ヘクタールだから、JANGLIAの規模はそれらを上回る。
しかも、実際に取得済みの土地のは120ヘクタールにおよぶという。将来的にパークの規模を広げる可能性もある。ランドとシーを合わせた東京ディズニーリゾートの規模になるかもしれないのだ。
年収1000万も夢ではないとか
このテーマパークが開業すれば、それ自体で1000人から2000人規模の雇用を創出するといわれている。
さらに近隣にホテルや各種商業施設も建つだろうから、雇用効果はさらに膨らむだろう。
一方で、沖縄の観光業界はすでに人手不足気味なので、パークが雇う人の待遇はかなりよいはずだ。
一部報道によると、年収700万から1000万円に達するケースもあるという。沖縄の、しかも大した産業もない北部地域でこれは夢みたいな額である。
成功への課題はアクセス
もちろん、パーク成功のためには乗り越えなくてはならない課題がいくつかある。人手不足もそうだが、一番大きなネックはアクセスだろう。
那覇空港からパークまでの距離は最短で約80km。高速道路を通って1時間半程度だが、レンタカーを借り出してどうのこうのとやっていると、まあ2時間はかかるだろう。
さらに名護市中心部からパークへは片側1車線の県道を通るしかない。渋滞したら3時間かかる可能性もある。
ちなみにこの県道、毎年1月下旬から2月上旬にかけての桜祭りの時期にはそもそも大渋滞するので、それとカブったらほとんど地獄である。
空港と高速道路を整備すればいい
アクセスの問題を根本的に解決する策はふたつ。ズバリ新空港の整備と高速道路の延伸である。
空港から遠いのなら、近くに空港を造ればいいのである。乱暴な話に聞こえるかもしれないが実現可能性は十分ある。
というのもパークができる本部半島から9㎞の沖合に伊江島がある。ここにはすでに伊江島空港がある。
現在、この空港に定期便は就航していないが、1500mの滑走路がすでにあり、これを2000mに伸ばして、ターミナルを再整備すれば、国内線はもとより国際線の大型旅客機の就航も可能になる。
さらに伊江島と本島間に橋を架ければ、伊江島空港からパークまでは車で40分程度で到達できるはずだ。
さらに現在名護市許田まで来ている沖縄自動車道を延伸すればアクセスはかなり良くなる。
実はこの高速延伸の件、パークの話が出始めたころからささやかれていたものである。決して筆者の思いつきではない。
なんなら、こうしたインフラ整備関連で仕事を見つけることも十分可能だ。
まとめ
・テーマパーク「JANGLIA」の開業が本決まりになった。
・雇用が創出されるので、就職先として有望。
・年収1000万円に迫るケースも出てきそう。
・最大の課題はアクセス。
・伊江島空港拡張と沖縄自動車道延伸が望ましい
・インフラ整備関連での仕事もありそう。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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