【成功する沖縄移住】秋は空手で沖縄文化の真髄に触れよう
スポーツの秋である。文化の秋でもある。両方へいっぺんに身を浸す方法がある。空手をたしなむことだ。沖縄空手は琉球文化の真髄も包含していることを理解しながら達人を目指そう!
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沖縄は空手発祥の地って知ってた?
少し前になるが、東京オリンピック空手男子の形で、喜友名諒選手が金メダルを獲得した。
喜友名選手は世界選手権でも4連覇を果たしており、オリンピックと世界選手権の両方で優勝を成し遂げた偉人なのである。
沖縄から、こうした偉業を達成する選手が出るのはある意味当然だ。沖縄は空手が盛んであり、そもそも発祥地だからである。
空手のルーツは、沖縄の伝統武術「ティー(手)」にある。ティーが中国武術や東南アジアの格闘技の影響を受け、現在の空手が生まれた。
特に14世紀から19世紀にかけての沖縄は中国との交易が盛んだったため、中国武術の影響を強く受けることになった。
武器所持禁止で発達し世界へ広まる
琉球王国時代、沖縄では武器の所持が禁止されていたため、素手での護身術や戦闘技術が発達した。
19世紀には、琉球王国の主要都市である那覇、首里、泊などでそれぞれ独自のスタイルが確立する。
この3つの地域で育まれた那覇手、首里手、泊手は、現在の空手の基礎となっている。
また、20世紀初頭に本土へ伝えられたことで、空手は日本全国や世界に広まった。
しかし、その起源は前述のように沖縄にあるため、さまざまな国の空手家が空手の真髄を学ぼうと、今も沖縄にやってくるのである。
やはり他とは違う特徴がいろいろある
発祥地なこともあって沖縄空手は他の地域のそれとはやや違いがある。主な特徴をあげてみよう。
まず、古武術の要素が色濃く残っていること。琉球武術や、福建省の白鶴拳などといった中国武術の影響を強く受けているため、手の動きや型が独特で、複雑な防御技術が多く見られる。
型を重視していることもあげられる。沖縄空手では型の練習に力点が置かれる。型は攻防の一連の動きを体得するためのもので、伝統的な技術の保存や身体の使い方を学ぶために重要なのだ。
また、身体の鍛錬を重視している面もある。鍛錬を通じた身体の強化が非常に重要視されているのだ。特にマキワラ(巻藁)と呼ばれる道具を使った打撃訓練で拳や足の強化が行われる。サンチンなどの呼吸法や身体の軸を意識した姿勢作りも特徴だ。
近接戦闘技術の強化にも重点が置かれる。沖縄空手は、他の空手スタイルに比べて近接戦に焦点を当てた技が多用されており、投げ技、関節技、捕り技など、実戦的な技術のバリエーションが豊富である。
そして、内面的な強さの追求にも努める。沖縄空手では精神的な強さや人格の向上も重視しており、武道としての側面が強く、礼節、敬意、自己鍛錬が大切にされる。
多様な流派が存在することも特徴だ。代表的なのは少林流、剛柔流、上地流などである。それぞれの流派が独自の技術や哲学を持ちながら、沖縄空手の伝統を守っている。
健康づくりにも護身術にも人脈づくりにも
ところで、スポーツ空手といわれるジャンルがある。これは、格闘技より競技に近い。
今の空手は、どちらかというとスポーツ化の傾向にあるが、沖縄空手はその波に乗らない。前述のように、やはり実戦的なのである。
たとえば、ある師匠は、「上から大きな石が落ちてきたとする。通常はいかに避けるかという発想をするが、私たちの流派では、いかに受けるかを考える」と話す。
また、普通は足底で蹴るが、この流派ではつま先のケリを多用するという。
だから、道を歩いていて空から隕石が落ちてきたときや、変質者に襲われたときの護身術として有用だ。
もちろん健康づくりにもいい。実は老若男女関係なくできるのも空手の魅力である。
さらに、空手を習うことは琉球文化を学ぶことにもなる。もちろん、心技体を鍛えるものなので、ぬるま湯に浸かったような人生を送っているウチナーンチュにこそ習ってほしいものだ。
試合に出ることもできるし、道場の仲間との親睦が深まり、人脈ができて仕事に役立ったりもする。
かわいい女子が黒帯だったりするので注意
空手の本場のせいか、街でけっこう道場を見かける。師匠が女性の道場もあるし、もちろん女の子の生徒もたくさんいる。
そのためか、そんじょそこらにいる小柄できゃしゃでかわいい女の子が、実は空手の黒帯だったりする。
酔っぱらってセクハラめいた行為をすると、股間につま先のケリが飛んできたりするから、オヤジは気をつけなくてはならない。下手したら、割られる。折られる。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
著作の紹介
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