2025/08/29

【成功する沖縄移住】猛暑日は全国で2番目に少ないって知ってた?

「沖縄は暑いから住みにくいのでは?」という発想はすでに時代遅れである。むしろ涼しいとすらいえる。なぜか? 沖縄は猛暑日が少ないからだ。今回は年間の猛暑日の日数について検証してみる。

 

データでは猛暑日は北海道の次に少ない

沖縄といえばいまだに「常夏の島」「一年中暑い」というイメージを抱いている人もいるだろう。
しかし、実際には、沖縄は日本の中でもいわゆる猛暑日が少ない地域のひとつである。
ここでいう猛暑日とは、最高気温が35℃以上になる日のことを指す。
日本列島では地球温暖化の影響もあり、この猛暑日が増加している。
夏になると40℃近い気温を記録し、連日の酷暑がニュースをにぎわせる。
東京でもつい2、3日前まで10日連続で猛暑日を記録したといっていた。恐ろしいとしかいいようがない。
ところが、今年の沖縄は、8月末の今の時点でも猛暑日は一日もない
気象庁のデータによれば、猛暑日が一番多いのは京都府、ついで埼玉県、そして山梨県の順である。
一方、最も少ないのは北海道。これはだれでも予想がつく。
想定外なのは、猛暑日が全国で2番目に少ないのは沖縄県だということだ。平均で年間0.2日である。
京都が20日近いのに、沖縄は0.2日。数字上だけなら、沖縄の猛暑日は京都の100分の1といえる。

 

先日行った真夏の京都。暑いなんてもんじゃない。サウナみたいに感じた。

 

海洋性気候で猛暑日が少ないが体感は暑い

猛暑日が少ない理由のひとつは、周囲を海に囲まれているという地理的条件である。
つまり、海洋性気候のため、気温が上がりすぎる前に海風によって熱が逃げていくのだ。
たしかに気温は高めで安定しているが、35℃を超えるような極端な上昇は抑えられるのである。
もちろん、気温が低いからといって「涼しい」といい切れるわけではない。
沖縄の夏は直射日光が強く、湿度が高いため、体感的には暑さを感じやすい
だが、直射日光を避け、風通しのよい場所にいれば、本土の「息苦しいほどの猛暑」と比べると過ごしやすいという声が多い。

飛行機から見る本島中部。東シナ海と太平洋にはさまれた狭い地域を海風がさ~っと通って熱を運んでいってくれるのだ。

 

観光と暮らしの違い

観光で訪れると、真夏の強烈な日差しに驚くかもしれないが、移住して日常生活を送ると、日差しを避ければ快適に過ごせることに気づくだろう。
観光は炎天下を歩き回ることが多いため、どうしても「沖縄=暑い」という印象が残りやすい。
しかし、生活の中では朝夕の涼しい時間帯に行動する、車やバスで移動する、スーパーや公共施設を活用する、などにより暑さはけっこうしのげるのだ。
もし南国暮らしに憧れながら「暑さが不安」で踏み出せない人がいるなら、ぜひデータに基づいた沖縄の気候を知ってほしい。

海風と木陰をうま~く活用すれば、真夏も快適に過ごせるのである。

 

移住者にとってのメリット

この「猛暑日が少ない」という事実は、沖縄移住を考える人にとって大きな魅力となるわけだ。
近年はテレワークやリモートワークの普及で、仕事を続けながら地方移住を選ぶ人も増えている。
そうした人々にとって、猛暑日が少ない気候は大きなメリットだ。
車通勤可の職場も多いので、職場と自宅の往復時もエアコンの効いた車内で音楽でも聴きながら快適に過ごせる。
プライベートタイムでは、南国らしい日差しを楽しみながら、ビーチや森など自然の中でリフレッシュするのがおすすめだ。
暑さを理由に家にこもるよりも、むしろ外に出て自然を味わい、真夏を快適に乗り切るのが沖縄移住成功の秘訣のひとつといっていい。

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吉田 直人 よしだ なおひと

沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。

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