【成功する沖縄移住】注目の沖縄そば屋「うっちや~」in今帰仁
2024年夏、今帰仁村に新しい沖縄そば屋が誕生した。その名はうっちや~。地元出身の幼なじみ同士が長年の夢を叶えてオープンさせた店である。
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白を基調としたカフェみたいな建物
うっちや~は県道505号線沿い、北山高校の正面に位置し、今帰仁城跡や美ら海水族館といった人気観光地からもアクセスしやすい立地にある。
店の外観は白を基調としたおしゃれな建物で、店内は木材を多用した落ち着いた空間だ。
カウンター席、テーブル席、さらに座敷も用意され、総席数は約50席と広々としている。
家族連れやグループ、観光客まで幅広く利用できるのが魅力だ。
沖縄の赤瓦をディスプレーに取り入れるなど、細部にも温かみを感じさせる演出があり、食事の時間をゆったり楽しむことができる。

北山高校向かいにあるこのシャレた建物が目印。
中太もちもち面に豚骨と鰹ダシのスープ
うっちや~の大きな特徴は、麺とスープへのこだわりだ。麺は店内で作られる中太の生麺で、コシがありもちもちとした食感がいい。食べ応えがありながらも喉ごしは軽やかである。
スープは豚骨をベースに鰹のダシを合わせたダブル仕立て。
約8時間じっくり煮込んでいるため、豚骨の旨みと鰹の香りが絶妙に重なり、濃厚ながらも後味はあっさりと飲みやすい。
口コミでも「もっちりした麺と豚骨&鰹のスープが相当うまい」と評されるのもうなずける。
看板メニューは「うっちや~そば大」(980円)。ソーキや塩卵、アーサなど具材が豊富に載り、一杯で満足感が得られる豪華なそばだ。
ほかにも、定番のソーキそば(中800円・大900円)、優しい味わいのゆし豆腐そば(850円)、混ぜそば(900円)、素そば(650円)など、幅広いラインナップが揃う。
そばと一緒に楽しみたい人には、じゅーしー(炊き込みご飯)やジーマミ豆腐、もずく酢が付いたうっちや~そばセット(1,250円)もおすすめだ。
調味料にも店のこだわりが表れている。島唐辛子を泡盛に漬け込んだ自家製コーレーグースや、島とうがらしパウダーなどが用意されており、辛味を加えることで味の変化を楽しめる。
こうした細やかな工夫が、訪れる人々を飽きさせない。

軟骨ソーキそばの大は900円。

もっちもちの自家製中太麺。

じゅーしー(単品250円)はオーソドックスな味であるが昆布ダシが効いてやめられない。
朝7時から営業
利用者の声を拾うと、「麺がもちもちでおいしい」「スープがすっきりして飲みやすい」「ソーキが柔らかくジューシー」といった評価が多い。
観光客からは「沖縄で一番おいしいそば」と絶賛する声もあるほどだ。さらに朝7時から営業している点も大きな魅力。
沖縄そば店の多くは昼前からの営業が一般的だが、うっちや~は朝食利用が可能で、仕事や観光の前にしっかり腹ごしらえをしたい人にとってありがたい存在である。
今帰仁村を代表する名店になるかもしれない
今帰仁村は歴史と自然が魅力の土地だが、食の楽しみも大きな要素である。
うっちや~は、地元食材を活かしながら工夫を凝らした味と心地よい空間で、訪れる人を迎えてくれる。
沖縄そばの新たな名店として、これからますます注目を集めることだろう。
今帰仁村を訪れる際には、ぜひ「うっちや~」のノレンをくぐってみてはいかがだろうか。
もちもち麺と深みのあるスープに、きっと満足できるはずである。
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吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
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