【成功する沖縄移住】ド定番な宮里そばはやっぱりうまい!
名護方面をドライブしていると、ふと食べたくなる宮里そば。派手な観光グルメではないけれど、素朴であったかい沖縄そばは、また食べに戻ってきたくなる逸品だ。
メニュー
混んでても意外に早く入店できる
お店としての宮里そばは、地元の人からも長く愛されていて、観光客にもすっかり定番スポットになっている。
店に着くと、まず目に入るのは広い駐車場と、そこにずらりと並ぶ車の列。
時間帯によってはかなり混雑するが、それでも回転が早いので意外とすんなり入店できる。
店の外観は気取らず、昔ながらの沖縄の食堂という雰囲気で、初めてでも入りやすい。
店内は広くて明るく、テーブル席と座敷がずらっと並んでいる。
地元のおじぃおばぁ、家族連れ、観光客も混じってそばをすする姿は、見ているだけでなんだか安心感がある。
聞こえてくるのはウチナーグチ、日本語、そして外国語と、案外国際的な空間でもあるが、なぜかほっとできるのがいい。

でかい看板があるので見逃しようがない。裏には広い駐車場がある。
昔ながらだけど極上バランスのそば
そばはソーキ、三枚肉、こんぶの三種。もちろん麺もスープも共通で、トッピングが違うだけだ。
透き通ったスープは豚骨ベースなのにスッキリしていて、最初の一口で「あぁ、これこれ」といいたくなるやさしい味わいだ。
濃すぎず、薄すぎず、毎日でも食べられそうな絶妙なバランス。観光地特有のガツン系とは違い、じんわり沁みるタイプの旨さだ。
麺は中太で、ほどよいコシ。もちっとしているのに重くなくて、するすると食べられる。
三枚肉は柔らかく煮込まれていて、口に入れるとほろっとほどける。
ガッツリ食べたい人にはソーキそばもおすすめ。本ソーキがごろっと載っていて見た目のインパクトも十分だけれど、食べてみるとこれがまた優しい味わい。
ほろほろに煮込まれたソーキは、脂っこくないのにしっかり肉の旨味があって、満足感もばっちりだ。

ソーキそばは、本ソーキ3個に結び昆布がトッピング。紅しょうがはお好みで。

中太ストレート麺は、もちっとした食感で歯ごたえもちょうどいい。
出てくるのが早く値段もリーズナブル
もうひとつの宮里そばの魅力といえば、出てくるのが早いこと。ドライブ中にサクッと食べたい時には本当に助かる。
やんばるは観光スポットが点在しているので、移動の合間にさっと寄れるこういう店はありがたい。
価格も今どきとしては手ごろで、財布に優しい。観光地にありがちな“ちょっと高いな…”という感じがなく、地元の人が普段使いできるのもいい。

そば以外はカレー、スパゲティー、トーストくらいと、きわめてシンプルなメニュー構成。しかし、こんぶそばにトーストといった組み合わせもありだろうか。
ジャングリアまで15分のロケーション
やんばるを訪れるなら、ぜひ途中で一杯すすってほしい宮里そば。
派手さはないけれど、気取らず、あたたかく、じんわりと満足させてくれる。
初めてでも懐かしいような、そんな味と空気がここにはある。
ジャングリアまで車で15分のロケーションにあるので、ついでにもぜひどうぞ。
同じカテゴリーの人気記事
2025/11/21
【成功する沖縄移住】ピザの日に考える沖縄のピザ文化
2025/09/04
【成功する沖縄移住】注目の沖縄そば屋「うっちや~」in今帰仁
2025/08/21
【成功する沖縄移住】ウチナーコンビニのポー玉は激ウマだ!
人気の記事 (note)
吉田 直人 よしだ なおひと
沖縄県今帰仁村生まれ。19歳まで沖縄で過ごし、20代は横浜に住む。大学卒業後は都内の出版社に勤務し、30代でフリーランスとなって沖縄に戻る。その後はライター兼編集者として活動。沖縄移住に関する本など多数の著作あり。
著作の紹介
沖縄で仕事を探す! 移住者のための沖縄仕事NAVI
沖縄移住を成功させるカギ、それは仕事だ! 沖縄における就職事情と、仕事をゲットするコツを伝授。
沖縄移住のバイブル! 金なし、コネなし、沖縄暮らし!
暮らしも遊びも人付き合いも、生活のすべてを網羅した面白本。ウチナーンチュが本音で語る沖縄暮らしの真実。
沖縄暮らしのAtoZ 沖縄移住ガイド 住まい・職探しから教育まで実用情報満載!
どこに住むか、どう働くか、子どもの教育をどうするか・・・客観的視点から生活の実際を紹介する実用ガイド。